ALGAE BIOECONOMY REPORT

藻類が拓く、バイオものづくりの新潮流

光合成でCO2を固定しながら、食品・燃料・素材へと姿を変える藻類バイオマス。微細藻類・スピルリナ・藻類燃料を軸に、脱炭素時代の成長産業「藻類バイオビジネス」の現況をBtoB視点で報告します。

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藻類バイオビジネスとは

藻類は、光合成によってCO2と光から有用物質を生み出す生物資源です。陸上作物を上回る生産性と、非可食地・海水でも育つ柔軟性を武器に、食品から燃料、化粧品、素材まで幅広い産業への応用が進んでいます。

01

高い生産性

微細藻類は単位面積あたりのバイオマス生産量が大きく、耕作に適さない土地や海水も活用できます。食料生産と競合しにくい点が強みです。

02

多彩な用途

タンパク質・脂質・色素・多糖類など多様な成分を生産。スピルリナ食品から藻類燃料、化粧品原料、バイオプラスチックまで応用領域が広がります。

03

CO2固定価値

培養過程で大気や排ガス由来のCO2を取り込むため、カーボンリサイクルや脱炭素の観点から環境価値が注目されています。

04

バイオものづくり

生物の力でモノを生み出す「バイオものづくり」の中核素材として、政策支援と投資を背景に社会実装が加速しています。

LATEST TRENDS

藻類バイオビジネスの最新動向

2026年前半までに顕在化した、藻類産業を取り巻く主要な動きを整理しました。

燃料・SAF

藻類由来オイルをSAF原料として評価する動きが加速

持続可能な航空燃料(SAF)の需要拡大を背景に、藻類燃料を次世代原料として位置づける実証・評価が国内外で進んでいます。

食品

微細藻類タンパク質が代替タンパク質の一角として採用拡大

スピルリナ・クロレラなどの藻類タンパク質が、食品・飲料メーカーの代替タンパク質戦略に組み込まれる事例が増えています。

CO2固定

CO2固定を目的とした微細藻類培養の実証が各地で進行

工場排ガス由来のCO2を微細藻類で取り込み、有価物へ転換するカーボンリサイクル実証が国内各地で立ち上がっています。

化粧品・素材

藻類由来色素・化粧品原料の高付加価値化が進展

フィコシアニンやアスタキサンチンなど、藻類由来の天然色素・機能性素材を軸とした高付加価値ビジネスが広がっています。

政策

バイオものづくり・バイオエコノミー支援が継続

経済産業省やNEDOなどによるバイオものづくり関連の研究開発・実証支援が続き、藻類産業の事業化を後押ししています。

業界応援パートナー募集

藻類バイオ関連の協力企業を募集しています

藻類バイオビジネス業界レポートでは、藻類培養・機能性食品・SAF・化粧品原料・CO2固定領域の協力企業を募集しています。立ち上げ初期につき、先着3社限定でご案内中です。

EXPLORE TOPICS

テーマ別に読む藻類バイオビジネス

藻類産業の全体像から応用分野、培養技術、環境価値、将来展望まで、8つのテーマで現況を報告します。